ららでら ときどき らら
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LaLa DX (2009年7月号)
「暗夜光路」 (高木しげよし)
綺麗な話だった。
綺麗過ぎて泣きたくなるほどに。
話したのは毎回電車の中だけの。
在るのは読むのをやめた本と、光を反射するブックマーカー。
世界は美しく。
光に満ちていて。
「オレの人生は幸せだった」
過去形でしか語れない現実。
そして語る姿と風景はどこまでも綺麗過ぎて
よけいに残酷。
綾瀬は絶望に過去を見るしかなくて
八重は未来を語る。
「また明日」
八重のあけすけな明るさが綾瀬を苛立たせ
同時に光にもなっていく過程が
やっぱり泣けると思う。
あのとき期待していたのはどちらだろう?
いないこと?それとも・・・?
最後に語るのは祈り。
安易に都合良く終わらないところがいいんだろうな。
彼の光はやがてなくなることには変わりないけれど
それでも彼の心に何かが灯ったのは確かで。
それは一歩を踏み出すための勇気だったのかもしれないし
明日を語る希望だったのかもしれない。
光が印象的な、とても綺麗な話でした。
「暗夜光路」 (高木しげよし)
綺麗な話だった。
綺麗過ぎて泣きたくなるほどに。
話したのは毎回電車の中だけの。
在るのは読むのをやめた本と、光を反射するブックマーカー。
世界は美しく。
光に満ちていて。
「オレの人生は幸せだった」
過去形でしか語れない現実。
そして語る姿と風景はどこまでも綺麗過ぎて
よけいに残酷。
綾瀬は絶望に過去を見るしかなくて
八重は未来を語る。
「また明日」
八重のあけすけな明るさが綾瀬を苛立たせ
同時に光にもなっていく過程が
やっぱり泣けると思う。
あのとき期待していたのはどちらだろう?
いないこと?それとも・・・?
![LaLa DX (ララ デラックス) 2009年 07月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61IzC5UmobL._SL160_.jpg)
最後に語るのは祈り。
安易に都合良く終わらないところがいいんだろうな。
彼の光はやがてなくなることには変わりないけれど
それでも彼の心に何かが灯ったのは確かで。
それは一歩を踏み出すための勇気だったのかもしれないし
明日を語る希望だったのかもしれない。
光が印象的な、とても綺麗な話でした。
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